
東京都墨田区では、新東京タワーの誘致が決定し、2011年の完成に向けて大幅な観光客の増加が見込まれています。一方、貴重な観光資源が区内に点在しているものの、それを面的につなぐ観光交通システムが整備されておらず、来訪した観光客が区内の魅力を十分に満喫できる状況とはなっていません。そこで、区内の観光スポットを周遊することが可能な、次世代観光交通システムの構築に向けた産学官の連携体制による基盤構築とシンポジウム等のイベントの開催による情報発信、観光交通システムのイメージの具体化(デザイン、ビジネスモデル等)を行うことを目的としています。これらの活動を通じて、以下の目的を実現していきます。
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| 全国都市再生モデル調査(新タワーと観光のまち“すみだ”を回遊する次世代観光交通システムに関する調査)を実施します。 ①キックオフシンポジウムやアイディアコンテストの開催 ・WEBサイトやポスター等による広報周知 ・プロジェクトへの事業者・市民の参画意識を誘発 ・イメージの具体化 ②観光交通システムに関するコンセプトの具体化に向けた調査 ・墨田区内の観光情報の整理と周遊ルートに関する検討(観光情報マップの作成) ・観光交通システムの拠点整備に向けた計画策定 ・先行モデル(早稲田大学が開発した一人乗り電気自動車)による試験走行試験 (すみだ中小企業センター⇔墨田区役所)の実施や市民向け試乗会の開催 ・事業性評価(地域住民、区内企業へのインタビュー調査等) ③総括と次年度計画の精査 ・「次世代モビリティ」のイメージの具体化(デザイン、ビジネスモデル) ・次年度計画の精査(技術開発・拠点整備のポイント整理、活動や連携体制の見直し等) |
| 墨田区は、「日本有数の中小企業の町(約4300社)」として知られています。また、2006年3月、区内の「業平橋・押上地区」が新東京タワーの建設地に選定され、それによる観光客の来訪は年間数百万人とも言われており、それに向けての観光インフラの整備が急務となっています。こうした課題を墨田区、早稲田大学、区内企業の産学官の連携体制で解決しようとするものです。早稲田大学で開発された各種の環境配慮型モビリティ技術(燃料電池自動車、電気自動車、バイオ系燃料の活用等)に、墨田区内の中小企業のノウハウを加えることで地域産業の活性化につながることに加え、観光産業との融合、新しい街づくりに向けた契機となる可能性があります。都市再生のみならず、産学官連携事業のモデル事業としても全国に発信できる基盤を有しています。 |
| 全国都市再生モデル調査・活動により、次世代観光交通システムに向けた具体像や課題が明確となります。今後、次世代モビリティに関する技術開発事業(試作品の開発、ビジネスモデルの具体化、実証事業の展開等)の実施や拠点整備を行います。さらに、シンポジウムなどを通じた情報発信により、多数の企業の参画が見込まれ、観光産業、まちづくり等の新しい事業・プロジェクトの誘発が期待されます。 |