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早稲田ビジネス講座「始めよう!コミュニティビジネス~じぶん発のまちづくり~」開催報告

 
■日時
2009年12月10日(木)
18:00~19:30 ※全2回の講座です。2回目は2010年2月10日開催予定です。
■場所
すみだ中小企業センター2F 講習会
■概要

【講師】早稲田大学芸術学校講師、(有)プロセスデザイン研究所代表  百武 ひろ子氏

■実施報告

第3回となる早稲田ビジネス講座では、地域住民が自分たちの力でビジネスの手法を用いてまちづくりに貢献する、コミュニティビジネスの可能性を探りました。今回は、多様な人々と一緒に行う空間づくりの「プロセス・デザイン」をキーワードに、時間の経過とともに価値を増すまちづくりに取り組んでいる百武ひろ子講師が担当しました。会場のレイアウトは当初スクール形式でしたが、「机があると講師と受講者の距離が遠く感じませんか?」という百武講師の提案により、椅子だけで参加者は講師を囲むように座り、アットホームな距離感の中で講座がはじまりました。

早稲田ビジネス講座(講師:百武ひろ子氏)風景
▲活発な意見交換が行われました

参加者の顔ぶれには女性が数名おり、区役所の若手職員や地元で街づくりに携わる青年経営者も含まれており、老若男女非常にバラエティに富んでいました。
講座では、コミュニティビジネスとは「地域の課題を地域の資源を生かして地域住民が主体的に、ビジネス手法を用いて解決する取り組み」であるとの概論説明を踏まえて、具体的な事例研究を見ていきました。百武講師は、どうしていま「ビジネス」でも「行政サービス」でもないコミュニティビジネスが求められているのかをわかりやすく解説しましたが、途中参加者からは活発な質問もあり、講師が圧倒されるような場面もありました。
墨田区民のまちづくりへの関心の高さやビジネスに対する意識の強さが伝わってくる90分となりました。

質問し足りなかった参加者も多かったのか、その後の懇親会へも大勢の参加がありました。
懇親会では名刺交換に留まらず、お互いのビジネス内容や今後どういう面でコラボレーションが可能だろうかなど踏み込んだ提案も見られ、盛況のうちに閉会となりました。

■参加者の声
・これまで、聞いたことはあったがあまり理解していなかったコミュニティビジネスという概念が徐々に見えてきた。次回も参加したい。(40代 男性)
・不況だが、ホームページの充実やコストダウンの見せ方によって意外なところから注文が来ることがあるということを学んだ。(60代 女性)
・墨田には若い力がたくさん眠っている。彼らと協働していくためにもコミュニティビジネスの手法は活用できるのではないか。(70代 女性)
・コミュニティビジネスには、立場も考え方も違う地域住民をまとめていくためのコーディネーターが必要という意見に共感した。(60代 男性)
・若手とシニアの経営者が本音を言い合えるこの講座のような機会は必要。この講座からどういう具体的なコラボレーションを生んでいくか。そこが次の課題になると思う。(30 代 男性)

■課題
参加者の声にもあったように、コミュニティビジネスへの理解が深まるとともに、世代や職業、関心を超えて人々をつなぎとめていくコーディネーターの重要性が、より明確になっていくようです。経営者、市民、消費者らをまとめるコーディネーター業務の研究やコーディネーターの育成という側面も今後盛り込んでみる必要があるかもしれません。
参加者の満足度は非常に高いので、これらを改善すればさらに充実した講座を実現できるでしょう。

なお、百武講師による「早稲田ビジネス講座」は、平成22年2月10日にも引き続き開催予定です。

【この記事に関するお問い合わせ先】
すみだ中小企業センター 戸村 Tel:03-3617-4351

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